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2010-01-06

学科再編について(20104月より)

システム情報科学部の学科再編の概要(2010年4月より実施)

2010年に創立10周年を迎える未来大学は、これからも学問の進展や社会的需要に応じて、新しい分野にチャレンジし続けます。2010年度から、「IT(情報技術)」と「デザイン」、「複雑系」と「 知能」をそれぞれ融合させた新しいコンセプトのふたつの専門学科が発足します。

システム情報科学分野に基礎を置く未来大学の特徴をより明確に打ち出すために、「IT(情報技術)」と「デザイン」を融合した情報アーキテクチャ学科に高度ICTコースを設置します。また、複 雑系科学の新しい枠組みに、知能システムを積極的に位置づけた複雑系知能学科を設置し、「複雑系」と「知能」を融合した複雑系知能学という新領域創生にチャレンジします。

学科再編後

学 科 コース 定 員
情報アーキテクチャ学科 情報システムコース 80名 (※)
高度ICTコース
情報デザインコース 40名
複雑系知能学科 複雑系コース 60名
知能システムコース 60名
合 計   240名
  • 1年次は学部に配属
  • 2年次から学科・コースに配属
  • 3年次に高度ICTコースを選択することができる。
    (※)80名のうち20名程度が高度ICTコースに配属

学科の概要

情報アーキテクチャ学科

銀行システムや航空機予約システムなどは、現代社会の根幹をなすシステムであり、このような大規模システムを間違いなく構築できる人材が必要とされています。同時に、人間とのインタフェースとなって、情報を間違いなく伝えるための情報デザインが重要度を増しています。本学科では、情報システムのインタフェースと仕組みのデザイン・構築できる人材を育成します。

高度ICTコース(新設コース)

我が国の産業界から求められている高いレベルの設計能力を持ち、実社会で中心となり活躍できる実践的なスキルを身につけた人材を育成するため、新設コースを設けます。
このコースは、大学院への進学を前提とし、学部・大学院一貫(6年)で教育を行います。

複雑系知能学科

現代社会では、環境問題のように人間も含めた様々な要因が複雑に絡まりあい、人手による解析や制御が困難な問題が増えています。今後の社会システムの構築には、コンピュータを駆使した解析とデザインが不可欠です。
また、人間の認知の仕組みの理解も重要です。本学科では、大規模で複雑なシステムの解析と運用、人工世界や人工知能のシステムの構築、この両者を学び未来社会をデザインできる人材を育成します。