平成30年7月12日に在札幌米国総領事館 首席領事 レイチェル・ブルネット-チェン氏が本学を来訪し,片桐学長への表敬挨拶の後,学生たちに向けてトークイベントを行いました。
トークイベントの第1部では,ブルネット-チェン氏ご自身の海外留学経験と国際的なキャリアに進んだ経緯についてのお話がありました。海外の留学経験が,異なる言葉や文化を知るだけでなく,困難を乗り越える力を育み,自信へとつながること,そしてそれが,人生に大きな影響を与えることを力説されました。
第2部では,女子学生を対象としたラウンドテーブルで,二人の子どもを持つ働く女性として,ワークライフバランス,キャリアについて,米国のデータを紹介しながら,お話しされました。日本に比べ女性の社会進出が進んでいると思われている米国でも,1970年ごろまでは,今の日本と同じような状況であったこと。しかしその後、社会の多様性が重視され,急速に状況が変化していったこと。理系に進む女子がまだ少なく,今後シリコンバレーなど,IT系のキャリアに可能性があることが伝えられました。