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アントレプレナーシップ(起業精神)啓発を目的とした ウェブジャーナル「DONAN.city」を公開

公立はこだて未来大学 社会連携センターでは、函館道南圏のアントレプレナーシップ(起業精神)の啓発を目指したウェブジャーナル「DONAN.city」の制作準備に昨秋から着手していましたが、このたびサイト構築と第一弾コンテンツが完成し、2023年4月20日にウェブサイトを公開しました。

取り組みの背景
DONAN.city」は、北海道に新しい産業や起業が生まれ続ける生態系(エコシステム)の形成を目指す大学・高専のネットワーク機関、 HSFC(Hokkaido Startup Future Creation:エイチフォース)*1の活動の一環として、 国立研究開発法人科学技術振興機構「START」事業 *1の予算を受けて制作しています。 同事業の活動は、(1) 大学教員等の起業活動支援、(2) 学生等へのアントレプレナーシップ教育、(3) 学内体制の整備、(4) 拠点都市のエコシステム形成発展支援 の4つの柱からなり、今回の取り組みはこの中の(4)に準じた活動で、拠点都市・函館を中心とする道南圏への貢献を目的としています。

ウェブジャーナルの概要
DONAN.city」というタイトルには、道南を一つの街に見立てて、多様な自然・歴史・文化・資源を有する地方都市圏としての未来を、行政区域を超えて構想しようという思いを込めています。読者対象は幅広い年齢層の方々を想定し、地域内はもちろん、地域外の方々にも広く道南の特色や可能性を知っていただき、共に地域の未来を考えていただくことを目指しています。高校生・大学生のアントレプレナーシッププログラムの教材としての活用も視野に入れています。公立はこだて未来大学が運営主体ではありますが、本学に関連した記事だけでなく、広く地域社会全体に目を向けて、記事内容を構成していく方針です。

*1: START事業は、大学のシーズからのイノベーションの促進支援や、大学が立地する地域のイノベーションエコシステム(=イノベーションが生まれ続ける環境)の形成支援を目的としたプログラムで、このうち「大学・エコシステム推進型 スタートアップ・エコシステム形成支援」に、北海道大学を「主幹機関」とするHSFC(エイチフォース)が2022年度の採択拠点の1つとして5年間の計画予定期間で事業に取り組んでいます。(なお2022年度は他に福岡・北九州/仙台/広島の3拠点が、2021年度は京阪神/東京/名古屋が採択され、全国7拠点が活動中)。HSFCには、函館道南からは本学の他、函館市、函館高専が、「共同機関」として参加しています。

  • サイト名 DONAN.city(道南ドットシティ-)
  • URL https://donan.city
  • 運営主体 公立はこだて未来大学 社会連携センター
  • 代表 田柳 恵美子(公立はこだて未来大学 社会連携センター 副センター長・教授)