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2024-12-10

博士(前期)課程2年の陳冠宇さん、竹川佳成教授の論文が国際会議icSPORTSBest Paper Awardを受賞

博士(前期)課程2年の陳冠宇さん(情報アーキテクチャ領域、指導教員:竹川佳成教授)、竹川教授(情報アーキテクチャ学科)らの論文が、2024年11月21日~22日にポルト(ポルトガル)で開催された、スポーツテクノロジーに関する国際会議であるicSPORTS 2024においてBest Paper Awardを受賞しました。

この国際会議では、カーリング競技者の競技力向上を目的に、タブレットなどのモバイルデバイスに搭載された単眼カメラを用いて、リンク上のカーリングストーンの位置を自動的に計測する技術について発表しました。当該システムは、カーリングの世界的な大会で実際に運用されており、日本のカーリング競技力向上に貢献しています。

この研究は、日本カーリング協会との共同研究で、カーリングプレーヤおよびコーチとして有名な小笠原歩氏が共著者として入っており、トップアスリートとの共創によって得られた成果です。

発表タイトル:Development of a Simple Tracking System to Monitor Curling Stone Dynamics
著者:Aihara, S., Chen, G., Hara, R., Nakagawa, M., Ogasawara, A., Yanagi, H., Takegawa, Y., Ito, T. and Masui, F.