2024年11月26日に開催された第20回キャンパスベンチャーグランプリ北海道大会において、学部3年の松下文太さん(複雑系知能学科 複雑系コース)、博士(前期)課程2年の西陽也さん(情報アーキテクチャ領域、指導教員:石田繁巳准教授)、博士(後期)課程1年の佐藤紘基さん(指導教員:鈴木昭二教授)が、最優秀賞を受賞しました。
キャンパスベンチャーグランプリは1999年の大阪での開催が始まりで、現在は全国8地域(北海道、東北、東京、中部、大阪、中国、四国、九州)で展開されています。出場をきっかけに起業して活躍している先輩も多く、“学生起業家の登竜門”としても知られている大会です。地域大会を勝ち上がった学生は全国大会に出場します。
【受賞した事業概要】
今回考案したのは、学生個人が考案した事業アイデアや開発したアプリケーションを継続的に評価し、起業や事業化のきっかけを提供することを目的としたコミュニティープラットフォームです。アプリコンテストやハッカソンで生まれた価値あるプロジェクトが埋もれることなく、企業や起業支援プログラムとつながることで実現可能性を高めます。また、本サービスの強みは、誰もが気軽に事業アイデアを投稿できるシンプルな仕組みと、専門的なアドバイスやフィードバックが受けられるオープンな環境を提供できることです。人工知能を活用して学生と企業を効率的にマッチングする機能やSNS感覚で交流できる機能によって、学生が起業という一歩を踏み出すきっかけを創出し、「いい経験」で終わらない未来を共に築いていきます。