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2025-01-07

青森市学生ビジネスアイデアコンテスト本学チームグランプリ受賞

2024年12月1日、青森市ねぶたの家ワ・ラッセで開催された「令和6年度青森市学生ビジネスアイデアコンテスト(Aomori Business Challenge GATE)」において、本学の「おさかな日和」チームがグランプリを受賞しました。
本イベントは、青函ツインシティ35周年記念事業の一環として行われたものです。

本コンテストには、青森市内の大学や専門学校から8チーム、函館市内の8高等教育機関が連携する「キャンパス・コンソーシアム函館」から4チームが参加し、それぞれが学生ならではの柔軟な発想を活かしたビジネスアイデアを提案しました。審査は、事業性と革新性を基準に、青森県および函館市の若手起業家ら4名の審査員によって厳正に行われました。

「おさかな日和」は、本学のシステム開発PBL「高度ICT演習」のテーマの1つとして取り組まれているプロジェクトです。このテーマに取り組むメンバーの中から有志の3名(祐川雅治さん、佐々木大聖さん、工藤穂香さん)が本コンテストに参加しました。発表では、函館の4高等教育機関に所属する有志学生グループが連携して推進している「函館まちかど水族館構想」について説明しました。「函館まちかど水族館構想」とは、函館市内全域をひとつの「水族館」に見立て、各所に設置された水槽展示を観てまわることで完結する新たな枠組みの水族館プロジェクトです。この構想の一環として、函館市内の企業・小田島水産との協力により、遊休施設に低コストで水槽6基を設置した実績を紹介し、また、デジタル技術を活用したエンターテインメントの一例として開発したスマートフォンアプリについても披露しました。

「函館まちかど水族館構想」は、海洋教育を楽しみながら学べる環境づくりを目指したものであり、事業性と革新性の両面で高い評価を得ました。本チームのグランプリ受賞は、本学の教育プログラムの成果を示すとともに、地域社会との連携による新たな価値創出への期待を高めるものです。