公立はこだて未来大学 特別講演会「ここまできたコンピュータ将棋」を開催します。
この春にプロ棋士とコンピュータ将棋の5対5の対戦があり、コンピュータ将棋が3勝1敗1引き分けで勝ちました。将棋は人工知能の題材としてプロ棋士を目指して約35年間にわたって研究が進められてきました。その結果プロ棋士に勝つまでに強くなったのです。本講演会ではプロ棋士の三浦8段に勝ったGPS将棋の開発者である金子知適氏(東京大学)を迎えて、GPS将棋がどのようにして将棋を指しているかをわかりやすく解説していただきます。GPS将棋が登場するまでのコンピュータ将棋の歴史を本学の松原仁が説明します。
講師:
金子 知適(東京大学大学院総合文化研究科 准教授)
松原 仁(公立はこだて未来大学 教授)
日時: 6月20日(木)18:30~20:00 終演予定
場所: 公立はこだて未来大学 講堂(函館市亀田中野町116-2)
料金: 入場無料 事前申込不要 当日先着順(定員250名)
問合せ先: 公立はこだて未来大学 事務局企画総務課
TEL: 0138-34-6448
東京大学大学院総合文化研究科 准教授
東京大学教養学部を卒業。同大学院総合文化研究科広域科学専攻(広域システム科学系)博士課程を修了し、2002年に博士(学術)を取得。同大学院総合文化研究科助手、助教を経て2012年より現職をつとめる。
公立はこだて未来大学 教授
東京大学理学部を卒業。同大学院工学系研究科情報工学専攻課程博士課程を修了し、1986年に工学博士を取得。電総研(現・産総研)を経て2000年より現職をつとめる。