News
2021-08-16

富士サファリパークとの事業連携協定締結を記念してオンライン懇談会フィールドワークを開催しました

令和3年7月14日(水)に事業連携協定締結を記念し、富士サファリパーク(勝間田園長、奥田所長)と本学(片桐学長、プロジェクト学習「サファリプロジェクト」の教員、学生)によるオンラインによる懇談会およびフィールドワークが行われました。

懇談会の冒頭、サファリプロジェクトの岡本教授から、「2019年の春にプロジェクト学習発表会(東京・秋葉原)において、future bodyプロジェクトのデモを行った際に、富士サファリパークの関係者の方に関心を持っていただいた。それがきっかけとなり、2020年からプロジェクト学習のテーマの1つとして「サファリプロジェクト」が始動した。サファリパークは生命や地球環境を学ぶことのできる貴重な教育の場であり、情報技術やデザインを活かせる新しい研究の場でもある。富士サファリパークの協力には大変感謝している。」と事業連携協定締結までの経緯についてお話がありました。

     サファリプロジェクトの成果(2020年度):
     MovEar: 耳が動く動物の聞こえ方を再現できるツール、ELEG:象のように足で低周波音を聞くことのできるツール、
     Lifeel:動物が生きていることを体感できるツール

その後、富士サファリパークの勝間田園長、本学の片桐学長から今後の展望についてお話がありました。

富士サファリパーク 勝間田園長

勝間田園長からは、「これまで動物園と学校との連携は他でもあったが、獣医関連のものが多かった。ICTを用いて動物から何かを知ることや、動物を展示するうえで参考にすることは、これまで無かった。ICTを活用することで新たな分野が拓かれるのではと考えており、大変興味を持って取り組みたいと考えている。」とお話がありました。

本学 片桐学長

本学の片桐学長からは、「プロジェクト学習は本学の目玉である。学生が自主的に協力し合い、実社会の問題を解決することがプロジェクト学習の目的である。外に出て様々なことを経験できることは教育上、大変有用だと考えている。また、動物をプロジェクトの対象としたことは、今までに無い取り組みなので、大変期待をしており、富士サファリパークと本学の交流を通じて良いものが生まれることを願っている。」とお話がありました。

オンライン懇談会の様子

懇談会に引き続き行われたオンラインフィールドワークでは、本学竹川研究室(情報アーキテクチャ学科 竹川 佳成准教授、大学院博士(前期)課程1年 綱谷 優さん)が開発した、「仮想同行体験システム ポケレポjoin」を持った富士サファリパークの職員(石川様)がジャングルバスに乗車し、リアルタイムで富士サファリパーク内の様子を中継しました。

オンラインフィールドワークの様子

パーク内で飼育されている様々な動物に関して説明を受け、学生がその都度積極的に質問をする様子が見られました。

参加者全員で記念撮影

今後、富士サファリパークと本学の活発な交流が期待されます。

関連リンク
富士サファリパークとの事業連携に関する協定を締結
プロジェクト学習