本学の松原仁特任教授が11月2日に函館市文化賞、11月17日に北海道新聞文化賞を受賞しました。
松原仁特任教授は、本学開学から20年間教授として教育研究に邁進され、人工知能の研究開発拠点「未来AI研究センター」の設立に携わるなど本学の発展を牽引されるとともに、函館および北海道全体の科学技術・学術文化の発展にも多大な貢献をされました。今春に東京大学次世代知能科学研究センター教授へ転任されましたが、本学特任教授として現在も本学の教育研究や地域連携活動に関与されています。
両賞の授賞は、どちらも松原特任教授の20年間の北海道における功績を称えるものです。以下、各賞の授賞理由となります。
函館市文化賞
将棋ソフトの開発など先駆的研究に取り組まれるとともに人工知能を活用した知己課題の解決や地域産業の活性化に尽力されたほか、後進の指導に努められるなど地域の発展に多大な貢献をしたことが評価されました。
北海道新聞文化賞
情報系研究者の受賞が少ないなか人工知能(AI)を研究し、将棋や小説、交通システムへの応用を通じて将来のAI社会実現に道筋をつけるとともに、その成果を親しみやすく伝えてきたことが学術部門で評価されました。