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博士(前期)課程1年の小田中嵐さんが32回非線形反応と協同現象研究会でポスター賞を受賞

博士(前期)課程1年の小田中嵐さん(複雑系情報科学領域、指導教員:田中吉太郎准教授)が、2022年12月3日にお茶の水女子大学を会場に開催された「第32回非線形反応と協同現象研究会」において、下記の発表を行い、ポスター賞を受賞しました。

小田中さんは、現在本学で生物の柔軟性を再現するために化学反応を利用したロボットの開発が進められていることに着目し、周期的に酸化還元を繰り返すBZ反応という化学反応を利用して移動し、濃度変化に対応して進行方向を反転させるようなロボットの運動を記述する数理モデルを構築しました。

この賞は同研究会において、きわめて優秀なポスター発表を行った学生に贈られるもので、今回は全発表42件の中から3件が選ばれ、その一つが小田中さんの発表となったものです。

 

発表タイトルと著者:
「環境の感知と運動を同時に制御する化学反応系ロボットの空間1次元の数理モデリング」
小田中嵐、田中吉太郎、櫻沢繁(公立はこだて未来大学)