模擬授業

2021年度

見えぬもので、見えちゃいます
- 石田  繁巳 准教授 - (情報アーキテクチャ学科)

普段何気なく使っているWi-Fi無線通信やスマートスピーカのような音声ユーザインタフェイス機器を用いると、カメラがなくても様々なことをセンシングできます。例えば、風呂場での行動推定や部屋の間取り推定、部屋での行動推定などは、市販のWi-Fi機器やマイクで取得したデータを分析するだけで実現できます。この授業では、皆さんが利用している便利な技術の「表」と「裏」について学び、最新技術との付き合い方への問いを投げかけます。

(2021オープンキャンパス)

人を幸せにする「感性デザイン」
- 姜  南圭 准教授 - (情報アーキテクチャ学科)

デザインって何?と聞かれたら、外観を格好良くしたり、美しくしたりすることを思う人が多いようですが、正確な答えを言える人は少ないかもしれません。この講義では、情報化社会におけるデザインの役割を、人間と機器との関係、特に幸せという人の「感性」の観点から、いくつかの例を通して考えます。それと共に、認知心理学・情報科学・デザインが融合した未来大学のデザイン教育の方向性も紹介しながら、人を幸せにする良いデザインについて楽しく探究します。

(2021オープンキャンパス)

ネットワーク時代のロボットサービス
- 鈴木  昭二 教授 - (複雑系知能学科)

インターネット上ではさまざまなサービスが実現されており、私たちはパソコンやスマートフォンを通じて利用することができます。本授業では、ここにロボットが加わったときにどのようなサービスが実現できるのかを、ロボットの特徴を踏まえながら考えたいと思います。また、人間型であるかどうかといった外見上の特徴だけでなく、ロボットを実現する技術に着目し、実例の紹介を含めてロボットならではのサービスを概観します。

(2021オープンキャンパス)

No.1は誰だ? – ランキングの秘密! –
- 髙橋  信行 教授 - (複雑系知能学科)

人気ゲーム、おすすめ動画、検索結果はたまた人気の部活動、これらは一種のランキングです。皆さんも毎日、様々なランキングに出会っていることでしょう。しかし、人は二つの物事の比較は得意ですが、比較する対象の数が三つ、四つと増えるに従い、比較して順位付することを難しいと感じるようになります。この授業では、ランキングの基本的なしくみをわかりやすく解説するとともに、この技術の未来についても考えます。

(2021オープンキャンパス)

2020年度

技を磨く~ITを活用した技芸支援~
- 竹川  佳成 准教授 - (情報アーキテクチャ学科)

オリンピック選手やピアニストになるためにはためにはどれくらい練習しないといけないと思いますか?初心者からちょっとできるようになるためにはどれくらいの時間がかかると思いますか?本講義では,技(楽器・スポーツ・デッサンなど)を習得するためにかかる時間について解説し、デザイン・インタフェース・認知・心理・AIといったいろんな知識や技術を結集させた、技の習得をアシストするシステムを紹介します。

(2020オンラインオープンキャンパス)

ひまわりの花に見られる数理
- 田中 吉太郎 准教授 - (複雑系知能学科)

ひまわりの花や松の松かさ等の植物には,うずまき模様を観察することができ、この模様はある数列に関係していることが知られています。植物はどのようにして、このような規則性のある模様を生み出すのか、それを数学と計算機(パソコン)を用いて考察していきたいと思います。

「授業内で紹介した写真はこちらから」

(2020オンラインオープンキャンパス)

ひとを触発する可視化システムの想像と創造
- 中小路 久美代 教授 - (情報アーキテクチャ学科)

本講義では、歴史年表や函館バスの運行情報を素材とした、インタラクティブな可視化システムを解説します。大量のデータをアルゴリズムに沿ってビジュアルな表現にマッピングすることで、多様な関係性が目の前に立ち現れてきます。ちょっとワクワクしてみませんか?

(2020オンラインオープンキャンパス)

人工知能に物語を作らせる方法
- 村井 源 教授 - (複雑系知能学科)

創作の世界でも、人工知能や情報技術を用いた研究が進められるようになってきています。講義では物語の構造を分析し、そのパターンに基づいて作品を自動生成させる研究を中心に近年の未来大の取り組みを紹介します。人工知能は人間にどこまで近づけるのか、一緒に考えてみませんか。

(2020オンラインオープンキャンパス)