大学では地域の課題解決に役立つ研究にも取り組んでいます。そのひとつが「マリンIT」です。IoT、AI、デザインをコア技術として水産業を応援しています。
魚は獲り過ぎてしまうと、子孫を残せなくなり資源は減ってしまいます。反対に、獲らなければ増やすことができます。つまり、適度に獲ることで資源量を維持できますが、資源の状態を把握することは簡単ではありません。そこで、獲った量を漁師さんがみんなでリアルタイムに共有し、数字とグラフを使って資源の状態を表現するアプリを開発しました。これにより、漁師さんたちは年ごとに獲る量を決めて、資源を守ることができるようになっています。
今後も役立つ研究を通じて、地域に貢献していきたいと考えています。
2019年夏オープンキャンパスにて(札幌)