研究シーズ情報システム / 情報アーキテクチャ

 


石尾 隆 教授

研究概要

 ソフトウェアのソースコードや実行時の動作、開発者の活動履歴を分析し、得られた情報に基づいて開発者の様々な活動を支援する技術を研究しています。具体的な技術としては、以下のようなものがあります。

  • ソースコードの比較に基づく再利用追跡:ソフトウェアの中で使われているソースコードが、他のどのソフトウェアの部品を再利用(コピー)したものであるかを自動的に検知・追跡することで、再利用した部品に含まれていたバグや脆弱性への適切な対応や、蓄積されたソフトウェア資産の把握を可能とします。 
  • データフロー可視化によるコードレビュー支援:ソフトウェア内部での実際のデータの流れを抽出し、ソフトウェア開発者が設計したデータの流れと自動照合することで、品質検査におけるレビュー作業を効率化します。 
  • プログラム実行の可視化:ソフトウェアの実行データを自動的に収集し、時系列に沿った振舞いを確認可能とすることで、異常な挙動の迅速な原因究明を支援します。

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石榑 康雄 教授

研究概要

石榑研究室では、医療・健康分野の社会課題解決に貢献するため、ビジョンとして「真の健康/Well-beingをICTで実現する」を掲げ、研究に取り組んでいます。函館圏の医療機関・高齢者施設をはじめ、他大学(医学部含む)、民間企業とも連携すると共に、未来大メディカルICT研究会を主宰し、研究を推進しています。

※Well-being(ウェルビーイング)とは、世界保健機関(WHO)の憲章による「健康」の定義において、“病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(Well-being)にあること”(日本WHO協会訳)として使用されたことで現在広く活用されている概念

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石田 繁巳 准教授

研究概要

 スマートな社会の実現に向けて、実世界をセンシングするIoTセンサシステムの研究などを行っています。無線LAN(Wi-Fi)、BLE (Bluetooth Low Energy)などの通信に基づくセンシングや音声信号処理によるセンシングなどによって人の行動認識を行い、認識結果に基づくアプリケーションなどを開発しています。

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伊藤 恵 教授

研究概要

 プログラミング教育や開発プロジェクトの改善、要求開発等手法の導入支援、支援ツールによる開発工程の改善などを通じて、使い物になるシステムが世の中でたくさん作られるようになることを目指しています。

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稲村 浩 教授

研究概要

  • ネットワークサービスプラットフォーム技術
    ➣ 利用者に利便性と安全性を提供するシステムを構築します
     ✧ セキュリティ、ユビキタスOS、センシング
  • スマートデバイスのためのIPネットワーク技術
    ➣  効率的なネットワーク技術を確立します
     ✧ 環境適応、自律分散、 省資源・省電力

 

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ヴァランス・マイケル 教授

研究概要

 イギリス、シンガポール、マレーシア、日本において、高等教育機関、学校、メディア会社と連携し、25年以上にわたり科学技術の実装、研究、コンサルティングに従事。学習者中心の設計、破壊的デジタル実装、変容的教育、多様な研究領域におけるフューチャーズ・コミュニケーションを専門とする。学際的教育の本質に焦点を置き、仮想現実、ロボット工学、バイオデータ、モバイル機器などに関する数々の研究プロジェクトにおいて研究責任者を務める。

 

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奥野 拓 教授

研究概要

 奥野研究室では、さまざまな場面で、必要な情報を探索したり、判断したりするような行動を支援するアプリケーションを創っています。研究では、自然言語処理技術、情報推薦技術、機械学習、オープンデータなどの技術を用いています。観光情報学の分野では、バスを身近にするアプリや、フードツーリズム支援システムを始めとした多くの研究に取り組んでいます。また、デジタルアーカイブに蓄積されている函館地域の膨大な歴史コンテンツを観光や教育に活用する研究も行っています。高品質なソフトウェアを効率的に開発するための支援システムも研究の対象です。他にもマインドフルネスや作業通話、タスクの先延ばし防止など、日常生活のさまざまな場面を支援する研究を行っています。

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佐藤 生馬 准教授

研究概要

 手術室でもICTや工学技術等により、手術の安全性と精確性の向上や新しい手術方法の提案が行われている。本研究室では、主にICTによる手術支援システム等の研究を行っている。具体的には脳外科分野を対象とした、手術ナビゲーションシステム、AIベースによる遠隔医療情報共有システム、AIによる手術状況の可視化と術後予測に関する研究開発を行っている。また、その他の研究として、子宮頸がん細胞診支援、リハビリ支援システム、高齢者見守りおよび認知症患者支援の研究を行っている。
キーワード:
コンピュータ外科、遠隔医療、医用画像処理、生体計測、機械学習、ネットワーク

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佐藤 仁樹 教授

研究概要

  •  ビッグデータの解析・可視化・検索
     ・重回帰分析
     ・パターン認識
     ・クラスタリング
     ・正準判別分析
     ・主成分分析
  • レシピ設計支援ツール:栄養素とコストの最適化→食材と配合量
     ・遺伝的アルゴリズム
     ・非線形最適化
  • 味データと成分の解析:食品の魅力を探求
  • 酒と料理のカップリング

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姜 暁鴻 教授

研究概要

 いつでも、どこでも、ユーザが保証されたネットワークサービスを使えるようにするために、光通信技術と無線通信技術の両方に基づいた先端ネットワーク技術の研究を行っています。

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ジョンソン・アンドリュー 准教授

研究概要

Promoting the exchange of ideas among people from different cultures

 

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白石 陽 教授

研究概要

  • 実世界センシング技術、空間情報処理技術、ユビキタスコンピューティング応用に関する研究
     白石研究室では、センシング技術を中心とした実世界応用システムに関する研究を進めています。例えば、高度道路交通システム(ITS: Intelligent Transport Systems)、センサネットワーク、参加型センシング、行動センシング、位置情報センシングなど、基礎から応用まで幅広く研究を行っています。
     最近では、スマートモビリティ社会、自動運転社会、テレワーク環境を想定したシステムに関する研究も進めています。

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白勢 政明 教授

研究概要

  • 情報セキュリティ、特に楕円曲線を用いたものを研究しています。
  • 楕円曲線の応用例
    1. 楕円曲線の群演算 ⇒ 現在普及している暗号
    2. 楕円曲線のペアリング写像 ⇒ 高機能暗号
    3. 楕円曲線の同種写像 ⇒ 量子計算機実現後も使用できる暗号
  • 暗号の高速実装も行っています。

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塚田 浩二 教授

研究概要

 身近な日用品(家具/生活小物/食器等)にセンサやコンピュータを内包し、人をふっと笑顔にしながら生活を便利に/豊かにすることを目指した「日用品インタフェース」の研究に取り組んでいます。たとえば、フックに洋服を掛けるだけで、収納内容をデジタル化できるタンス『TagTansu』や、食事中に食べ物に応じた多彩な音色を奏でるフォーク『EaTheremin(イーテルミン)』、電子工作机の部品や工具を自動的に整理してくれる『PartsSweeper』など。
 人の発話を遠隔から阻害する装置「SpeechJammer」では、2012 年イグノーベル賞(音響学)を受賞しました。
 近年は、コンピュータと新素材を組み合わせたマテリアル・インタラクションや、3Dプリンター等を駆使したデジタルファブリケーションの支援にも取り組んでいます。

二次元レンティキュラを用いた多視点情報提示

PartsSweeper

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塚田研究室


寺沢 憲吾 准教授

研究概要

 画像処理、パターン認識、情報検索、アルゴリズムの研究をしています。以前に開発した「文書画像検索システム」は、http://records.c.fun.ac.jp/ で公開されています。現在は主に、古文書のような難読・難解な文書画像の認識と理解のためのシステムの開発や、手書き数字認識を応用したアプリケーションの開発を行っています。

 

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中小路 久美代 教授

研究概要

 〈人〉と〈ソフトウェアを中心とする情報技術環境〉とで構成される系の在り方についての研究を行なっています。人の創造性や知識活動を支えて促進するようなデータとの視覚的なインタラクティビティを備えた環境や、触発する体験を可能とするようなミュージアム環境の創出についての研究プロジェクトを進めています。

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長崎 健 教授

研究概要

 アルゴリズムの並列化や、それに見合ったアーキテクチャを考え、ひとつのシステムとしてまとめ上げていきます。

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新美 礼彦 教授

研究概要

 大量・多様・高速に流れるデータから意味ある情報を抜き出す技術がデータマイニングです。
 扱うデータの種類は、超大量データベースのデータやブログやTwitterなどのSNSデータ、グラフデータ、時系列データなど様々あります。
 研究テーマには1) どのようなデータを使うのか?(データに関する研究)、2) どのような方法に使うのか?(方法論・アルゴリズムの研究)、3) どのような目的につかうのか?(アプリケーションに関する研究)があります。
 アカデミックなテーマの研究だけでなく,企業との共同研究や、AIやデータサイエンス講座の企画なども行っています。
 大量のデータから面白いルールを探し出すことに興味があります。

 最近の研究:
 - Covid-19に関するTwitter分析
 - 工場の指示書の分析を元にした仕事量予測
 - プライバシー保護データマイニング
 - 不均一データマイニング
 - SNS, 動画コメント分析、SNS画像分析

左) 石川 博, 新美 礼彦, 白石 陽, 横山 昌平: データマイニングと集合知 基礎からWeb,ソーシャルメディアまで. 未来へつなぐデジタルシリーズ11, 共立出版, 2012
右) https://www.ieee-jp.org/section/hiroshima/chapter/SMC-28/iwcia2021/prog_ptalk

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バゲンダ・ドミニク 准教授

研究概要

Studies in the communication and use of science to improve well-being.

 

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松原 克弥 教授

研究概要

 AIやビッグデータ解析のための並列分散処理フレームワーク、クラウド基盤の実現に必要な計算機資源の仮想化やセキュリティ技術、IoTデバイス向けの省資源・省電力技術など、新たなITサービスが創り出される際には、ITインフラを支えるシステムソフトウェア技術の進化がともなっています。当研究室では、高機能・高信頼な分散コンピューティング基盤を実現するシステムソフトウェア技術の研究を行っています。現在、ボランティアクラウド、クラウドロボティクス、分散機械学習のためのシステムソフトウェア最適化技術に興味があり、LinuxやROS、BitVisorなどのオープンソース・ソフトウェアをベースとした実践的な研究開発に取り組んでいます。

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吉田 博則 准教授

研究概要

 現代の生活空間は大量生産された要素で構成された結果直線的な構成になりがちですが、同時に最新技術によって可能となった多様な部材や建築の形態はさまざまなところで応用されています。特に廃材等のいままで利用されてこなかった材料を見出し、計算機によって建築等に転用(アップサイクル)する研究を進めています。
 今まで難しかった部材を活用するために、デジタルスキャンの結果と工作機械をセンサーやアクチュエータで連動させたり、また産業用マニピュレータを活用したり等、デザインの発想を中心に横断的な知識やスキルを駆使して研究を進めていきます。特にスキャンした3次元+αのデータの分離や理解は近年発展目覚ましく、これらの成果を応用しています。

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ルースベン・スチュアート・ピーター 准教授

研究概要

 私は、CALL(Computer Assisted Language Learning)という分野の研究に取り組んできた。CALL、あるいはコンピューターによる言語学習は言語学では新しい分野であるが、コンピューターは言語学習道具として潜在的な可能性が大きい。インターアクティブな性格も合わせ持つコンピューター教材の利点は、学生のニーズや能力によって教材が適応できることである。一例として、教師がコンピューター上の教材を作成し、その教材と学生の間にインターアクティブなやり取りができるなど、コンピューターを操作する者の積極的反応によりそれはかなり効果的な学習道具とうるものである。

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和田 雅昭 教授

研究概要

 IoTを技術シーズとして、「マリンIT(スマート水産業)」の社会実装に取り組んでいます。本学では、2004年から全国に先駆けてICTの導入による持続可能な沿岸漁業を支援・実践しています。研究成果のひとつであるiPadを活用した水産資源管理システムは、スマート水産業の成功事例として国内外で注目を浴びています。昨今は、特にカーボンニュートラルをキーワードとした研究に力を注いでいます。

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